仕掛け絵本『どうぶついろいろかくれんぼ』（かたぬき絵本、シリーズ本）

『どうぶついろいろかくれんぼ』は、かたぬき絵本という仕掛け絵本です。ページの半分は“色の中”に動物が隠れていて、片方のページは動物の形がくりぬいてあり、ページをめくると答えの動物が出てくる、という感じの、赤ちゃんや幼児が大好きな繰り返しで構成されています。

左ページには”色”、右ページは動物の形にくりぬいてあり、ページをめくると…

隠れていた動物が出てきます！色や動物の名前は英語でも書いてあります

絵本『どうぶついろいろかくれんぼ』の特徴と内容

この絵本は作者のいしかわこうじさんが構想7年、制作3年を費やして世に出された絵本で、かたぬきシリーズ絵本として『どうぶついろいろかくれんぼ』の初版2006年からシリーズ累計230万部を突破している人気赤ちゃん絵本です。

本自体が厚紙で作られており、とても頑丈にできています。ページの一部をめくるといったものではないので、破れる心配もなく長持ちします！また、小さな子ども向けにもわかりやすい鮮やかな色と言葉遣いで描かれていて、次々と『色』から『どうぶつ（形）』が生まれてくる繰り返しは、赤ちゃんから就園くらいまで長く楽しめます。

もう一つの特徴として、色や動物の名前は平仮名と英語で書かれているので、読み聞かせながらアルファベットになじめるのもグッドポイントです。

鮮やかな色彩から形が現れる心地よさを感じるのは大人も子どもも同じ、

『次は何が出てくるのかな？』

と、親子で一緒に楽しめます。

また、読み聞かせについては次に紹介しますが、この絵本は子どもの成長に合わせた読み聞かせ方ができる絵本のため、幼稚園や保育園でも子ども読み聞かせに使われる事が多く、大型絵本も出版も出版されています。

『どうぶついろいろかくれんぼ』

作・絵：いしかわこうじ　出版社：株式会社ポプラ社

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絵本『どうぶついろいろかくれんぼ』の読み聞かせ

この絵本は、子どもの成長に合わせた読み聞かせができます。

私の場合、動物の声についてはその動物になりきって

『がお～！』『ぴっぴ…』

と読むのはいつものことですが、例えばまだ言葉が出て来ない赤ちゃんなら、

『これは赤色だよ？』

『とりさんが出てきたね！』

という感じでの読み聞かせもできますし、色や動物の名前を理解してきた頃には

『これは何色かな？』

『この動物さんはなに？』

とクイズみたいな読み聞かせもできます。

プレゼントにもぴったりの絵本

『どうぶついろいろかくれんぼ』は、出産祝いなどプレゼントにもぴったりの絵本です。この絵本は1冊あたり900円ほどですが、シリーズ化されていますので、例えば友人へのお祝いとして3、4冊をまとめてプレゼントすると手ごろな値段になります。

ただし！人気の絵本シリーズなので、できれば事前に持っているか持っていないかを確認することをお勧めします。