日本の絵本作家:あ行
このページでは、『あ行』の日本の絵本作家を紹介しています。
『あ』から始まる絵本作家
あらい ひろゆき(新井洋行)
1974年、東京生まれ。二人の娘の父で、絵本作家、玩具作家、デザイナー。
インタビュー記事はコチラ。
主な作品
安西水丸
あんざい みずまる、本名は渡辺 昇(わたなべ のぼる)。イラストレーター、漫画家、エッセイスト、作家、絵本作家。
主な経歴
東京都港区赤坂生まれ。血液型AB型。7人兄弟の末っ子で姉が5人いた。
1945年、重い喘息を患い、母の郷里である千葉県千倉町(現・南房総市千倉町)へと移住し、幼少期を千倉で暮らす。その頃の体験や思い出は、初期の漫画作品、エッセイ、小説など多くの作品に登場している。「千倉」は後の活躍にとって重要なキーワードとなり、すべての心象のルーツであるように描かれている。
1961年、日本大学豊山高等学校卒業。日本大学藝術学部美術学科造形コースに入学し、1965年に同大学を卒業。電通にアートディレクターとして就職する。1969年、同社を退社して渡米、現地でADアソシエイツ(N.Y.のデザインスタジオ)に就職する。
1971年に帰国し、平凡社のADとなり、そこで当時雑誌『太陽』の編集をしていた嵐山光三郎に誘われたのをきっかけに、デザイナーからイラストレーターへと転向する。ペンネームの「安西」は、嵐山から「あ」がつく名前がいいと言われ、祖母の苗字「安西」から取った。また「水丸」は、子どもの頃から「水」という漢字が好きだったことが由来となる。
1981年、安西水丸事務所を設立し、本格的にフリーのイラストレーターとなる。その後イラストレーターと平行して日藝の講師を1991年から2003年まで務める。
1987年3月、エッセイ集『青インクの東京地図』を刊行。以降、エッセイや小説も発表する。
2014年3月17日に神奈川県鎌倉市にて執筆中に倒れ、3月19日の21時7分、脳出血のために逝去、71歳。
朝日新聞デジタルに、安西水丸さんのいじめに対する素敵なインタビュー記事があったので合わせて紹介させていただきます。
●安西水丸さんのいじめについてのインタビュー記事:http://www.asahi.com/special/ijime/TKY201207260566.html。
主な作品
『い』から始まる絵本作家
いしかわこうじ(石川 浩二)
1963年10月4日、千葉県市川市生まれ。絵本作家、イラストレーター。
主な経歴
ユニークな発想と、暖かな色彩の造形で、国際的にも注目される絵本作家。絵本の企画から文・絵、そしてブックデザインまでを一貫して手がけることで、芸術性とポピュラリティの高い絵本を数多く生み出している。
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科でイラストレーションやデザイン、写真を学ぶ。大学在学中に講談社童画グランプリ大賞を受賞し、イラストレーターとして活動を始める。イヌやネコなどの動物や人物のキャラクターを生かした、色彩豊かなイラストレーションで、広告・雑誌・キャラクターデザイン等の仕事を数多く手がけた。
紙で作った小さなイヌ「ペーパーわんこ」と世界中を旅して撮影するプロジェクトを展開。2004年にボローニャ国際絵本原画展入選。その他受賞歴多数。「どうぶついろいろかくれんぼ」かたぬきえほんシリーズは、累計230万部を超えるロングセラーとなっている。
日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会員。
1990年代には、デジタルイラストレーションの先駆者として様々な実験を試みた。NHK「おしゃれ工房」などのTV番組や「イラストレーション」誌、「MacFan」誌、「日経クリック」誌などの雑誌でデジタルアートの講師としても活躍。
絵本作家・いしかわこうじのサイト『絵本作家いしかわこうじ Gallery of KOJI ISHIKAWA』はコチラ。