絵本『たまごのあかちゃん』

『たまごのあかちゃん』は1993年に刊行されて以来、これまで乳幼児の絵本の代表作としても有名なロングセラーの絵本です。作者は、児童文学界の大御所のかんざわとしこ（神沢利子）さん、絵はこれまた絵本では有名なやぎゅうげんいちろうさんの作品です。

大型絵本も刊行されていて、図書館や幼稚園、保育園などでの読み聞かせ会でもよく使われています。

　

『たまごのあかちゃん』

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絵本『たまごのあかちゃん』の内容

太ペンで描かれたインパクトあるイラストが印象的な絵本です。登場するのはにわとり、ひよこ、カメ、ペンギン、そして恐竜！（本文には出てきませんが、ワニも登場(笑)）

タマゴという存在は、大人にとっては中から動物の赤ちゃんが出てくる”当たり前の存在”ですが、子どもにとっては何が出てくるのかわからない、ワクワクドキドキの”未知”そのものです。この絵本は

『卵からは動物の赤ちゃんが生まれてくるんだよ』

という自然の摂理（神秘）を、リズミカルなテキストと楽しい擬態語で子どもたちに教えてくれます。登場する動物たちも笑顔あふれるイラストタッチで描かれ、読み聞かせる大人も子どもと一緒に楽しくなれます！

『たまごのあかちゃん』の読み聞かせ

動物のイメージやサイズ感を意識して、鳴き声にも注意して読んであげましょう。

そして最後に登場する恐竜は、お父さん、お母さんの思いっきりの力強さで伝えてあげると、子どもはタマゴの不思議に引き込まれますよ！

また、この絵本は大型絵本も刊行されており、大勢の読み聞かせにもぴったりです。