日本の絵本作家:か行
このページでは、『か行』の日本の絵本作家を紹介しています。
『か』から始まる絵本作家
かがくいひろし(加岳井広)
本名、加岳井 広。1955年生まれ、東京都出身。美術教員として学校に勤務しながら、人形劇や造形作品の発表を行っていた。54歳ですい臓がんのため急逝。急逝するまでの間、多くの人に愛される絵本を数多く残した。
主な経歴
2003年、第13回紙わざ大賞展準大賞、2004年、第26回講談社絵本新人賞佳作を受賞(二度目の受賞)。2005年に『おもちのきもち』で第27回講談社絵本新人賞を受賞(デビュー作)し、以来2009年(54歳)に急逝するまでに、代表作『だるまさん』三部作シリーズ(累計50万部を超えるベストセラー)の他多くの作品を残した。
主な作品
絵本『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』のだるまさん三部作は、絵本作家かがくいひろし氏の累計50万部を超えるベストセラーの絵本で、幼稚園や保育園にはほぼ間違いなく置いてある本です。就園前におうちで読んで知っていたので、未就学児のプレ幼稚園などでこの本を見つけた子どもが落ち着いた...
かわしまななえ(川嶋ななえ)
本名川島ななえ。1983年生まれ。主な作品は「いちにち」シリーズ(PHP研究所)。
主な経歴
東京造形大学卒業、多摩美術大学大学院修了。現在博報堂デザイナー。
主な作品
主人公は乗り物が大好きな少年。乗り物が大好きすぎて、三輪車やショベルカー、新幹線など自分が乗り物になってしまったらどうなるか、妄想をふくらませます。いろいろな乗り物に変身して乗り物になった気分を体験してみますがその結果は・・・
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かんざわ としこ(神沢利子)
主な経歴
福岡県生まれ。子供時代を北海道、樺太で過ごす。1968年、文化学院文学部を卒業。在学中は佐藤春夫に師事。1965年以降、本格的創作活動に入り数多くの児童文学作品を刊行するとともに、受賞も多数。「子どもの本・九条の会」代表団員を務めている。
主な作品
『たまごのあかちゃん』は1993年に刊行されて以来、これまで乳幼児の絵本の代表作としても有名なロングセラーの絵本です。作者は、児童文学界の大御所のかんざわとしこ(神沢利子)さん、絵はこれまた絵本では有名なやぎゅうげんいちろうさんの作品です。
大型絵本も刊行されていて、図書館や幼稚園、保育...
『き』から始まる絵本作家
『く』から始まる絵本作家
『け』から始まる絵本作家
『こ』から始まる絵本作家
こばやし えみこ(小林衛己子)
主な経歴
1937年、福島県生まれ。東洋大学文学部哲学科卒業。出版社勤務を経て、1970年「ときわ平幼児教室に勤務。保育にわらべうた、詩、絵本を取り入れる。2002年退職。
1993年、0~2歳児の母子遊びの講座『まめっちょ』を設立。遊びや育児の指導に当たる。1998年、わらべ唄保育研究会を設立。わらべ唄の研修会や講師活動を全国的に行っている。
主な作品
『ととけっこう よがあけた』はわらべうたシリーズの第一作。わらべ唄保育研究会のこばやしえみこ(小林衛己子)案、ましませつこ絵の、幼児向けの定番絵本です。繰り返しの読み聞かせ表現により、0歳児から楽しめます。2005年の初版からロングセラーの絵本で、図書館での読み聞かせ会などでもよく使われる...