絵本『にげろ!ねこざかな』
4~5歳
『にげろ!ねこざかな』は、わたなべゆういち(渡辺有一)さんの人気絵本『ねこざかな』シリーズの1冊です(『ねこざかな』シリーズはコチラ)。
シリーズに共通して言えることですが、対象年齢は4歳くらいでも楽しめると思いますが、言葉と理解が進んできた年中さん以上(4、5歳以上)だとより楽しめるかと思います。
作者:わたなべゆういち(渡辺有一) 出版:フレーベル館
絵本『にげろ!ねこざかな』の内容
ある日のこと、いつものようになみのりをして遊んでいました。するとそこに、何でも切り刻んでしまうとても怖い”のこぎりくん”が現れます。
『おまえをこまぎれにしてやるぜ!』
のこぎりくんはねこざかなを追い回し、ねこざかなは”こんぶのはやし”や”さんごのもり”に隠れたりして海の中を逃げ回ります。そしてペンギンたちのいる氷山になんとか辿り着きますが…
今回のねこざかな、他の本にはあまり見られないとても不安そうな表情も見られてちょっとドキドキのお話です。
でも、絵本を読み進めるとシリーズ共通のおもしろい”しかけ”もありますので、ぜひ読んでみてください!
『にげろ!ねこざかな』の読み聞かせ
今回は恐ろしい”のこぎりくん”が登場しますので、そこは思いっきり怖く読みます。そして不安そうなねこざかなの様子も伝えて、ちょっとだけ子どもたちも怖がらせます。
でも、最後にはねこざかなの大逆転があるので大丈夫!子どもも大人もホッとして、笑顔で読み終えることができます。
この記事へのコメントはありません。