絵本『ねこざかなのすいか』
『ねこざかなのすいか』は、わたなべゆういち(渡辺有一)さんの人気絵本『ねこざかな』シリーズの1冊です(『ねこざかな』シリーズはコチラ)。
シリーズに共通して言えることですが、対象年齢は4歳くらいでも楽しめると思いますが、言葉と理解が進んできた年中さん以上(4、5歳以上)だとより楽しめるかと思います。
絵本『ねこざかなのすいか』の内容
海辺で遊んでいたねこざかなは、川を流れてきたすいかと出会います。とてもおいしそうなすいかにねこざかなは大喜び!でも、そのすいかはカバのお母さんが3歳の誕生日を迎えた子どものカバのために用意したスイカだったのです。
カバの親子と一緒にお誕生日会をすることになったねこざかな、ところがみんなですいかを食べようとすると…
絵本を読み進めるともちろん、ねこざかなシリーズ共通のおもしろい”しかけ”もありますよ!
絵本『ねこざかなのすいか』の読み聞かせ
ねこざかなシリーズ共通に言えるのですが、この絵本を読んでいると、大人としてはどうしても
『なんでやねん?!』
『そんなアホな…』
とつい突っ込みを入れたくなる箇所があります。『ねこざかなのすいか』でも、『ねこざかな』ならぬ『おばけカバやん!』というシーンも出てきて、そういった箇所にいちいちオーバーな突っ込みを入れながら読むのが私の読み聞かせです。
また『ねこざかなのすいか』には、韻を踏むようなリズミカルな文章も出てきますので、そこも自分流にアレンジするのがお約束です。6歳の長男はニヤニヤしながら読み聞かせを楽しんでいますが、4歳の次男は絵本の中に繰り広げられる摩訶不思議な世界観?にあっけにとられていたのがとても印象的に覚えています。
先の読めない展開に大人も子どもも笑えますし、物語の展開に合わせてシリーズごとに異なる”仕掛け絵本”要素も親子一緒に楽しめる『ねこざかなのすいか』は、ロングセラー人気を実感できる一冊です!
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